公開日:2023年5月9日

外国子会社合算税制(タックス・ヘイブン対策税制)

[がいこくこがいしゃがっさんぜいせい]

<2017年度税制改正後> 外国子会社合算税制(タックス・ヘイブン対策税制)とは、外国関係会社を利用した租税回避に対処するため、一定の条件に該当する外国関係会社の所得に相当する金額を内国法人等の所得とみなし、これを合算して課税する制度である。 <2017年度税制改正前> 内国法人等が軽課税国に所在する外国関係会社を通じて国際取引を行う場合、外国関係会社を介することにより税負担を不当に軽減・回避し、結果として日本での課税を免れる事態が生じることがある。